モノ・コト・人・時間・お金+自然との絆を深める
「絆 * 整理収納アドバイザー」河合善水(よしみ)です。
私は自分で自分のこと、「どケチ」だなぁと思います。
「ど」というのは、三河弁で「すごい」「超」という意味です。
整理収納を実践するにつれて、私はなんてケチなんだ、せこいんだと、あるがままの自分を嫌という程知り、認めてきました。それはそれはもう、苦渋の思いでしたけど、自分でもそう思ったし、認めちゃうと楽になりました。ケチになった理由もわかったからです。そしてケチを卒業しようと思えました。
レターセットの整理収納をしていた時のこと。
高価でお気に入りの便箋は出し惜しみして何年もしまい込み、100円ショップの便箋や手作りの便箋で友達に手紙を書いていたことに気づきました。わかってはいたけど、しっかりとモノと向き合う整理収納したことで、ずっしりと心に響いたんです。「あぁ、私ってどケチ」って!
この友達には100円の便箋でいい。
あの子にはこっちの便箋を使おう。(高かったお気に入りのモノ)
無意識に、そんな風に便箋を選んでたことを思い出しました。
それって、この子は100円がふさわしい、あの子は700円の価値がある、と無意識に値段をつけているようなモノだとハッとしたんです。「なんて失礼なの?」と、自分が嫌になりました。
それに気づいてからは、持っている便箋をすべて平等に扱うことにし、値段ではなく、その時々で相手に送ってあげたいと思う絵柄を選べるようになりました。
高かった便箋も、惜しみなく使えるようになりました。
そうすることで、自分の気持ちも明るくなることに気づきました。
高価な便箋でも堂々と使えることが嬉しかったんですね。
今では、「100円で安いから買う」ではなく、「本当に気に入ったから買う」に変わりました。
使うために買ったのだから、何年もしまいこんでいても仕方がない!そのうちに黄ばんじゃいますよね。
100均の便箋よりも、700円の便箋を使ってる時の方が気分いいでしょ?
せっかく持っているなら使うことを自分にも相手にも許可しないとね。
便箋に限らず、いろんなモノを溜め込んでいた私です。今思うと、ただ溜め込んで、所有していることで満足していたんだと思いますが、それで収納場所を沢山使って「モノが多いなぁ」と感じているのだから、可笑しな話ですね。
だんだんとそんな自分が可笑しくなり、溜め込んできたものを使えるようになってきました。
今日は友達にストックしてあったペーパーナプキンを貰ってもらいました。ヨーロピアンなデザインのペーパーナプキンを幾つか持っていたのですが、使う機会がないので、好きそうな友達に使ってもらうことにしたんです。
送るのに封筒に入れようと思ったけど、「そうだ!」と思い出したのは2004年にデンマークに行った時に現地で包装してもらった包装紙!13年間も綺麗に保管してあったけど、一体いつまで取っておくつもりか?と自分にツッコミを入れ、半分使いました。
こういうモノが他にもたくさんあるんです…アハハ(^^;)

講座ではみなさんに「何のためにとっておくのか明確にしましょう」と話していますが、私も「何のために」と考えると、曖昧なものがまだありましたね。
包装紙は包むもの。
だったら包む機会に使わないとね!
13年間も狭いところで耐えてくれてありがとう。
おかげで友達が喜んでくれたよ。
残り半分は、ブックカバーにするか、封筒にするか、何かに活かすね。
包装紙さん、私の元にいてくれて本当にありがとうね。
次期クラスは10月開講予定です。日程が決まり次第ブログでお知らせします。
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