2017年 02月 24日
「うちの子片づけないんです」の解決法
ヒト・コト・モノとの絆を深める整理収納アドバイザー 河合善水です☆
夕食の時間。
わが家はバタバタする時間です。
児童クラブのお迎えに行って戻ってきたら私はすぐ夕食作り。
その間娘は汚れものを出して、明日の準備をし、音読の宿題をして、お風呂掃除。
なかなかスムーズにはいきませんが、1年かけてだいぶやれるようになりつつあります。
毎日毎日繰り返して、少しずつ習慣になりますね。
整理収納と同じです。


今日は自ら洋服を畳んで立ててくれました☆
大人の服をこんな風に綺麗に畳んでくれたのは初めてです!
母、感激〜☆
よく「うちの子片づけないんです」と言う方がいます。聞くと、使いやすいように収納を作っても、子供が戻さないと。
まるで、その子が片づけできない子、おかしな子だと言わんばかりの言い方です。
でも考えてみてください。
入園・入学して、帰宅したら汚れものを洗面所に持っていくことって、毎日繰り返し声をかけて、ついていったりして、何ヶ月もかけてやっと自らやれるようになりますよね?
宿題だって、毎日毎日声をかけて、親が見て、手をかけていくうちに、だんだんと自発的にやるようになりますよね。
片づけも同じです!!
収納の仕組みを作ったらすぐに自ら子供が戻すわけがな〜い!
「前よりは戻しやすくなる」「片づけるのが早くなった」など、以前より良い変化は早い段階で起きますが、仕組みを作ったら即子供が自発的に使ったものを戻すことはないです。(と私は思ってます)
もともと動物は「使ったら戻す」という習慣がないのです。
自然界で生きてたら、採った食べ物をしまうことはないですよね?
取った枝を整頓するなんて、聞いたことないですよね(笑)
モノを持って定住して暮らすようになって「使ったら戻す」「モノの置き場を作る」ことが文化として行われるようになったので、そもそも教えてないのに「戻す」ことはないそうです。
私たちも、小さい頃から親に「使ったら戻そうね」と教えられて徐々にできるようになっていったはず。
今整理収納が苦手なあなただとしたら、まずはあなたが「使ったら元に戻す」を心がけてみてくださいね。
毎回欠かさずやるのって、意識のいることですよね。
ということで、子供はなおさら、時間がかかります!
「うちの子は戻せないんです」と思ったら、「戻せるようになるまで付き合わないとね」と思ってください。
付き合ってあげた分、将来自発的に片づけられる子になります。それは自立を育むことであり、お母さんが楽になることでもあります。
最初は時間がかかるけど、焦らず、繰り返し、根気よく。
つばた夫妻の言葉を借りると「時をためる」ことかなと思います。
そんなに長い時間かかりませんけどね。
子供を片づけられるようにしたいなら、お母さんが整理収納を実践し、身に付けるのが一番早いです。
子供たちはよく見てます、親の行動を。
片づけができない親の背中を見ているので、「片づけなさい!」「片づけないと捨てちゃうよ!」と言っても、心の中では「お母さんだってやってないじゃん」「大人ってずるい」と思ってるかもしれません。
その積み重ねは…想像したくないですね。
私の主催する整理収納講座を受講し実践していただくと、子供のモノの片づけも自然とやり方がわかり実践できるようになります。子供たちにどう関わっていけな良いかも、自分で気づけるようになります。
「子供に片づけなさいと言っていないのに、勝手に息子たちが片づけだしてびっくりしてる」
高校生の息子さん二人のお母さんが受講中に話してくれたこともありました。
そういう感想は珍しくないです。
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