今日は個人レッスンでした🎵
3月から月1〜2回、1回5〜6時間のレッスンをコツコツと続けているお宅です。
一般的な4LDKのお宅に4人でお住まいなのですが、家の大きさに対して&ライフスタイルに対してモノがかなり多いため、整理する時間が予想以上に多くかかっています。
クライアントは自分でも認める「モノが捨てられない」タイプで、根っこが深いです。
大木を支えている根っこは、枝葉の大きさと同じくらい地中を大きく張っていると言いますが、まさにそんな感じ。
家中のモノの多さと同じくらい、彼女の潜在意識にはびこっている「モノを捨てられないマインド=根っこ」も大きいです。
でも、3月からスタートした個人レッスンから早くも半年。
1つ1つのモノと向き合うことから逃げずに一歩一歩がんばってくれているおかげで、その根っこは随分ほぐれて小さくなってきて、枝葉も軽くなってきました。
去年の秋からこんまり流の片づけ法を取り入れた手法で講座や個人レッスンをさせていただいていますが、こちらのお宅は個人レッスンでこんまり流の片づけ順番を取り入れた初めてのケースだったので、私としては実験的な試みであり、衣類、本、書類、小物、思い出品、の順番で片づけていくことが本当に誰にとっても合うであろうか?と、少し不安もありました。
このクライアントの場合、2階に衣類と本が多くあるため、3月から夏までは2階の片づけに専念。半年弱の期間、毎日過ごす1階のリビングダイニングがまったく片づかない状態で過ごしていただくことになり、レッスンを受けていただいているのにそれで良いのだろうかと、自問自答することもありました。
でも、こまめに話し合いを重ね、年内にキッチンまで片付けて「人を招ける家を作り上げる」という当初の目標を叶えるために、この順番の片づけで得られるメリットの大きさを重視し、クライアントと心を合わせて取り組み続けてきた結果、光が見えてきました☆
衣類、本、書類、小物、の順番で片づけてきたことで小物の整理収納がサクサクと進み、一気にリビングが綺麗に仕上がりました☆
片づけ前の状態
今日、2時間AVボードの中のDVD類を整理収納しただけで部屋がこんなにきれいに!!これまで本や書類、おもちゃなどを整理しておいたおかげです。
午後からはダイニングの整理。
ダイニングテーブルの脇にあるクローゼットに文具がたくさんあったので、家中の文具を集め、「文具」の整理をしました。
Before ①
Before ②手前にかかっていた服を取り除くと、奥には棚が。こういう奥行きの深い収納って使いにくいんですよね。コツがいるんです。何かを避けないと奥のモノが取り出せないと、だんだんと億劫になって散らかるんです。

紙モノ以外の文具を全て出し、分類しながらこれからも使いたいモノを選んでいきました。残った量は目が点になる程大量で、ここでも「捨てられない性分」発揮!ご本人もあまりの多さに苦笑してましたが、どういうときに使うか目的があるものばかりでしたので、必要なときに使えるようにこれから収納プランを考えることにしました。何個か100円ショップのプラかごを買うことに同意いただけたので、気持ち良く収納できるイメージが見えてきています。
モノ1つ1つ手にとって見ていくこと(整理)はモノが多いほど等時間がかかるし、ご本人の判断スピードによっても変わります。この作業も予想以上に時間がかかり、今日は収納まではいけませんでした。でも、手持ちのプラかごや私がお試し用に持って行ったかごに分類し、仮収納をして終了。ちゃんとラベルをつけているので次回のレッスンまでの期間生活できるようになっています。
ここに収納したいモノは、他の場所にあるモノたちの整理をしてから決まるので、しばしこの状態で過ごしていただきながら、他の片づけを進めます。
最終的にどこの収納に何のカテゴリーのモノを収納すると家族みんなが使いやすくなるかを、家全体を俯瞰して考えていきます。この俯瞰する作業がとっても大事です。
年内に片づけを終える目標に間に合わせるために、月2回のレッスン予定だったところ、月3回受けていただけるようになり、作業効率が上がってきました。お金はその分たくさんかかりますが、決めた目標に向かって努力するクライアントの姿に私も最大限の努力をさせていただいています。
お友達を招いてクリスマス会をしたり、お正月にお母さんや兄弟家族を呼べたらいいなという気持ちがあるようなので、ぜひ実現してもらいたいなと思っています。Beforeを知ってる人たちに、きれいに整った家を見ていただきたいですね☆
写真の掲載のご協力もいただき、とてもありがたいです。この写真たちが、片づけに悩んでいる多くの方たちの励みになれば幸いです。
悩むより、行動しましょうね♪きっと、変わるから。