今日はたいわセッションのお志事で午前中名古屋に行ったので、お昼からフリータイム☆
まだ行けていない大名古屋ビルヂングを見ようかな〜と思ったら、ふと、頭にあの人が浮かんだのです。
あの人とは…私たち夫婦の結婚式の手配を担当してくださったUさん!
海外挙式(ドイツのハイデルベルク城)だったので、名古屋の旅行会社に手配をお願いしたのですが、取り扱っている3社を回り、同じ挙式会場、同じ金額だったので、その会社に決めた理由となったのはUさんの人柄でした。
私と色違いのDo Familyのワンピースを着ていたり、ヨーロッパ好き、雑貨好き、好みや価値観が似ていたり、何より人柄のふんわりとしたところや細やかなところ、お仕事が丁寧なところに惹かれました。
おかげで大満足、大感動の挙式&ハネムーンができ、帰国後もアルバムを持参しては楽しい時間を過ごさせていただいたんです。
Uさんがその数年後退職され、個人的に連絡をくれるようになってからはお友達に♡
お互いを苗字で呼び合う仲ですが、心の友です。
そんなUさんとは4年くらい会えていなかったけど、ずっとずっと会いたかったので、直前にもかかわらず思い切って声をかけてみると会えることになりました!
Uさんのことが数多によぎったのは前日の夜だったので、「急すぎて迷惑じゃないかな…」と思ったのですが、
「明日は旦那さんが休みで子供見てもらえるから午後からお茶できるよー」と快諾してくれて…!
あぁ、やっぱり、すべてうまくいくんだなぁと、また確信させてもらえた出来事でした。
勇気出して誘ってよかったなぁ。小心者なので、「駄目元で誘う」というのがまだちょっとドキドキしちゃうんです(笑)
Uさんと久しぶりに会って何を話そうかなーと思っていつつ、結局何も考えずに待ち合わせ喫茶店へ。
Uさんの笑顔を見たら満足しちゃいました。
メールやフェイスブックで繋がってはいるけど、やっぱり会うのが最高ですね!
物を少なく、シンプルに、センス良く暮らしていたUさんでも、子供が生まれて物が一気に増え、押入れの収納が悩みどころだと頭を抱えていたので、そのお話をじっくり聞かせてもらいました。
「お金払わんといかんね〜〜」と言ってくれたけど、私にとって、友達の片づけ・収納の悩みを聞くのも勉強になるので、聞くのが好きです。もともと精神科の看護師になる時、「ゆっくり患者さんの話を聞きたい」と思って入社したので、話を聞くのが好きです。
みんな、片づけや収納に悩んでいるけど、それをしっかり話せる相手がいないから、自分の中でずっとモヤモヤしてて気持ちが晴れないんじゃないかなと思うんです。うちの自宅講座に来てくださる受講生さんたちも、話し出すと止まらなくて、毎回時間延長ですから(笑)
みんな、話したいんですよね、聞いてほしいんですよね!
「出す」ことが大事ですよ。出すから、気づけ、整理できるんです。
インプットばかりでなく、アウトプットが大事って言いますよね。
口に出すことで、何に悩んでるのか自分で気づけるんです。
だから、整理収納おしゃべり会もオススメです。
Uさんがいろいろいいことを言ってくれました。
「ブログに前書かれていた「勉強代」っていう考え方が新鮮で、なるほどって思った。」
→買ったけど全然着ていない綺麗な状態の服、捨てるのはもったいないし安くしか売れないからずっと取ってあるけど結局着ない。それを「〜を気づかせてくれたからありがとう」と、例えば「セールで安いからって買ってはダメだな」「ちゃんと試着してから買わないと微妙なサイズや丈感が合わないから、必ず試着しよう」などの勉強代だったと捉えることができたら、そのモノへの執着が手放せますよね。
執着は前に進むことを妨げますから、自分がより良い方向へ変化することを足止めします。するとからださんは苦しくなり、気づかせようと、現象としていろいろ起こします。それをサインと気づかないと、苦しくなったりします。人のせいにしたり、イライラしたり、自分に自信が持てなかったりなど。
それが災いの元。
それからこんな話にもなりました。
「自分の中でのモノの相場に捉われないほうがいいよね」
例えば、普段手頃なお店でお洋服を買っている人にとって、「カーディガンは3000〜5000円が自分が買える相場」と思っていたとします。
そうなると、1万円のカーディガンは高いですよね。ハイ予算オーバー❗️と、試着もしない。ってことはないでしょうか??
私はつい最近までそうでした…。専業主婦で働いていなかったからお金を使ってはいけない思い込みがあったし、ファッションが苦手だったから、高い服を買って失敗するのが怖かった。
そんな私は、3000〜5000円のカーディガンがありそうな、知っているお店に行き、その中で「これならいいかな」と思うモノを買っていました。今思えば妥協ですね。「それがほしい」ではなく「これならいいか」という選択でした。
そんな生活が10年近くあったので、いざセンスを磨きたいと思った時、どこのお店に買いに行けばいいのか、何を買ったらいいかわからなくなりました。
それで、その道のプロのアドバイスを受けたわけです。
例えば、「これならいいかな」と思うカーディガンを買った場合、安いから、試着もしないで買ってしまったり、試着したとしても、家にある服と組み合わせが効くか想定しないで適当に買ったりしてしまっていたので、結局あまり着なくなり、
「来てく服がないな…」→「〜ちゃんみたいにブランド買えないからなぁ」→「お金ほしいなぁ」→「主人の給料がもっと良かったらなぁ」
こんな風に思ったりしていたのです。
今思うと本当に恥ずかしくて、顔から火が出そう…。でも共感する人も多いと思うから、勇気を出して書いています。
でもね、
「これでまぁいいか」と思って3000円のカーディガンを買うから、あまり気に入らない、似合っていない、だから着なくなるんですよね。
そしてまた、他の服が欲しくなり、また別のカーディガンを買う。「3000円のはやっぱダメだったから、今度はこっちの5000円のにしよう」みたいな。
でも選び方の根本が間違っているから、結局それも今ひとつで、なんかパッとしない、満足しない。
合計8000円使用しても、気に入るコーディネートが楽しめない。
本当に気に入って、試着したら似合って、持ってる服との組みわせもバッチリで使いまわし効く服が3000円だったら、それってお買い得だし、絶対着ると思うんです。ボロボロになるまで。
金額が先ではなく、目的が先だと思うんですね。
じゃぁ、もし、持ってる服を把握していて、「あと優しい黄色のカーディガンがあったらこの春夏着まわせそうだな」と思ったとします。
そしたら、黄色のVネックなのか、丸首なのか、黄色といっても濃いか、薄いのか、ズボンと着るのか、スカートか、ワンピースか、兼用したいのか?
いろいろ考えていくと、どういう形のどういう黄色のカーディガンがいいのか見えてきます。
それから探しに行けば、効率が良くないですか?探し当てる確率上がりますよね。
余計なモノ見て迷う時間が減る分、買い足したい服が見つかりやすくなる。
それも、シーズン真っ盛りに行ってはダメ、品薄になるから。
季節先取りで店頭に並ぶので、春モノカーディガンだったら、2月3月に行かないと、暖かくなった頃にはいいモノがなくなってしまいます。
たくさんの中から探して、試着して、納得して買うことで、長く着れると思うんです。高価じゃなくてもね。
3000〜5000円のカーディガンを着ていた人にとって、10000円のカーディガンは高いと思います。
でも、イメージして探していたカーディガンとぴったりのもが見つかり、それに似合う服も家にある場合、そのカーディガン1枚買うことで、早速コーディネートできますよね。
さっきのように3000円+5000円=8000円使ってそれでもコーディネートがうまくできないことよりも、10000円で満足いくおしゃれが楽しめたら、どうでしょう?
じゃぁ、カーディガンは10000円のものを買うけど、かわりにGパンは10000円のモノを買っていたところ5000円のものにするとか、今まで下着は5セット買っていたけどこれから3セットに減らすとか、他のモノの量や、価格を下げたりしたら、カーディガンが10000円になっても、トータルの服飾費は等しいか、下がるかもしれませんよね???
カーディガンの相場は3000〜5000円だと決めているのは自分だけです。
もしくは、似た価値観の親や兄弟、友達です。
それ、手放しませんか?
私は手放したらすごーく楽になりました。
2年前まで、半袖Tシャツに3000円以上出せなかったのに、今は5000円以上のモノを買っています。
homespunとか、45Rを着てみたら着心地の良さにはまってしまったのと、生地が丈夫で長持ちすること、シルエットがきれいだからです。2000〜3000円のTシャツ2枚ヘタるまで着るのと、これ1枚着尽くすのと、同じくらいの寿命な気がします。
本当に気にいると、たくさん数がいらなくなるので、いいモノを少し持つだけで、あまり幾つも欲しくならなくなりました。
すごく物欲が強かった私が、欲しくなくなったってことに自分でも驚いたのです。
少しで満足できるようになったのは、自分がどういう服を着たいか、どういう服が似合うか気づけたから、ということで、自分の軸ができてきたんです。
「私はこういう服を着よう」と意識できたことで、人と比べなくなった。そうすると、いつの同じような服を着ていても別に恥ずかしいとか思わなくなったんです。
「フランス人は洋服を10着しか持たない」は事実だなと、ホームステイして私も感じているので、あんな風にだんだんとなっていけそうな気がします。
今はまだ、いろんな服をトライしたいので数は持つけれど、いずれはいつもミナペルフォネンを制服のように着る河合善水になるつもりでいます。それも、3着をローテーションみたいな。ミナの服は結構なお値段ですしね。
でも流行に関係なく長く着てほしいのが皆川さんのモノづくりの考えで、そこに共感しています。
Uさんも、旅行に行くのに羽織るカーディガンが必要ということで、旅の1週間前に買いに行ったそうで、気に入ったのがなく、妥協して買ったそうです。
旅ではそれで寒さから身を守れたけど、それ以降全然着ていないんだとか。
それは、スリットが入っていてデザイン的に好みじゃないとか、色とか、形とか、あんまりみたい。
どうしたらよかったのか掘り下げてみると、
- 旅行が決まった時点で探しに行けばもっとたくさんの種類から選べた。
- セールになったら買おうと思って先延ばししたのが間違いだった。
- 旅行1回だけのために買うのか、それともその先も着続けたいモノを買うのか、目的は?
などが見えてきました。
「そのカーディガンのおかげでたくさん気づけたよね。カーディガンにお礼言わなきゃね」。
- 何のために、どうなりたくてその服を買うのか、そのものを買うのか?
- 安く抑えること=節約が目的なのか? 似合うモノを身につけてお洒落するのが目的なのか?
目的は何のかがすごく大事です。
行き先を決めずに運転しても、回り道や寄り道をしてなかなか目的地にたどり着けませんよね。
ナビを設定したら必ずいけますよね。
洋服も同じ。
何を着たいか、どう見られたいか?(見せたいか?)
他にもいっぱい整理収納の話で盛り上がり、「早速片付けてみる!」と言ってくれました。
やったね〜、またひとり、片付けスイッチ押せちゃった♡
大切な家族、友達にこそ、整理収納を学び実践し、楽しく幸せに暮らしてほしいです。
Uちゃん、片づけ談義してくれて本当にありがとう♡たのしかったね。
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不安な方は事前にメールや電話でお話した上で、受講を決めていただけると安心かなと思います。
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