今日の受講生さん方の言葉で、じわじわとリピートすることがいくつかあります。
Sさんは、40万円したブランドのスカートを捨てたそうです。
それを捨てるにあたり、いろいろ気づかれたとのこと。
今までフルタイムで仕事に勤しむ日々で、お金はあったので、高価なものをよく買っていたそうです。
でも買っても、着て(使って)なかったりするものも多く、買って満足してただけだなと。
こんまりさんも本やテレビでよく「買った時にときめきを与えてくれてありがとう」と言ってますが、まさにその例ですね。
でも、そんな高価なもの、ゴミに出すのではなく、リサイクルに出したらいいのにと、他の受講生さんからの声もありました。
ごもっとも!
でも、もちろん売れるものは出したそうですが、売れない流行遅れのものは、過去の自分と決別する意味でも捨てることにしたと。
「ブランド服を着る人は、自分に自信がないから、ブランドで身を包んで自信をつけよう(飾ろう)としてると思う。ほんとに上品な人は、さりげなくブランド品を着こなしていて、無理していないと思うの。」
彼女のその言葉に、ほんとだな・・・と鳥肌が立ちました。
洋服というアイテムだけを全部出して、1つ1つ手にとってときめくかどうか向き合う(たいわですね)ということをしただけなのに、こんなに深い気づきが起きるんですよね。
たかが服、されど服です。というか、洋服様ですよね!
洋服に限らず、ものつ1つすべてに命があると、私はほんとに思っています。
だってお人形に命があるってのはみんななんとなくわかりますよね?
目がないだけで、お人形と同じように、製作者がいて、「こうやって使って欲しい」と製作者がいろいろ悩み抜いて製品になってるわけで、それってある意味命を吹き込んでるんですよね。製作者の想いという命であったり、モノが誕生するという意味であったり。
命と言ったり、エネルギーと言ったり、気と言ったり、いろいろできますし、なんでもいいですが、すべてのモノにエネルギーがあると思っています。
現に私も、衣類整理をしたらかばんに「早う干せ」「中に紙入れろ」と怒られたし(笑)
黒のタートルネックのセーターに「新しいの買っていいよ」って言われたし(笑)
言われた気がする、ですけどね(笑)
でもそれを教えてくれた、気づかせてくれたのだから、モノのおかげです。
そうやって、私たちは自分を活かしてくれるモノたちに囲まれています。戦後バラックで住んでた人たちからしたら羨ましい生活ですよね。
どうせモノを持って暮らすなら、たとえもらったもの、安いモノでも、自分が本当にときめくもの、うっとりするもの、思わずにんまりしちゃうものに囲まれて暮らしませんか?
お金をかけなくてもはじめられます。
今持ってるものの中から、選ぶだけでいいのですから!だって、あるはずなのだから!
講師として、片づけ方を教える立場ではありますが、私が受講生さんに教わることがとても多いです。
だから、参加費をいただく以上に、お返ししたいなと思って、私の持ってる引き出しすべて開けるようにしています。
だからつい、話が脱線しちゃうんだけど(^^;)
Sさん、貴重な体験をシェアしていただいて本当にありがとうございます。(表現にズレがあったらごめんなさいね)
今後の変化がますます楽しみです!
引き続き、お片づけ頑張っていきましょうね⭐️