「思春期を迎える子供を持つ親のための性教育講座」へ行ってきました。
講師は三角由恵さん。たいわの師匠でもあり、元整体師、子宮力UP、子宮に優しい下着FUNTYプロデューサーなど、体にまつわるスペシャリストとしての三角さんが独特の視点から性に関する大事な大事なお話をわかりやすく伝えてくれました。
*性=生きること
*性=他者への思いやり
まだまだ人前で話すのはタブー視されがち、秘めるべき物とされる性の問題ですが、いかにそれが危険であるか、身近な例をあげてわかりやすく心に響かせてくれました。
正しい性知識がないゆえにパートナーを傷つけたり、以外と知られてない近親間での性犯罪の多さの事実。小学生同士の妊娠。
なぜそんなことが起こるのか?
それは、幼少期から家庭で性教育が正しく行われていないから。
性教育は物心ついた頃からすべきこと。
絵本を使って男女の性の違いや、妊娠出産という人という動物の自然な姿を、正しく淡々と伝える。
子供に質問された時うまく伝えられずに変に隠すのは、親自身が自分の中に性へのタブー視や偏見、変な羞恥心や囚われがあるということにまず気づく必要がある。
そして、まず自分が正しく理解すること。知ってるようで全然知っていない性のこと。
私たちは学校であまりしっかりとは性教育を受けてきていないから、勉強する必要がある。
子供用の性教育の絵本を読んで学ぶのもよし。
からだがせいちょうにつれどう変化する物なのか。変化していく時、どう対応したらいいのか。
まずは親自身が正しく理解すること。そして夫婦間でも話し合い、子供にどう伝えていくか統一すること。役割分担。
そのためには、夫婦で性のことを話し合える関係にならなければ進めない。
子供は親を見て学んでいるから、自分たちの姿を棚に上げてでは伝わらない。
性は生きること。
食欲、性欲、睡眠欲。
どれも大切で当たり前にある物。なのに性だけ隠すのはどうなのだろうか。
性=他者を思いやれること。
男女の性の違いを正しく理解することは、異性をいたわることであり、幼少期からのその習慣ができることで、他者をいたわれる優しい人間に成長する。
オランダは性教育が世界で1番進んでいると言われてます。しかし初体験の年齢は先進国の中で一番遅いそう。
幼い頃から性教育をしていくことは、自分の性を大事にできる子になり、同時に他者も大事にできることを示している。
残念ながら今の日本はその点後進国である。
子供に教えたいこと、わかってもらいたいことは、まずは自分が学び理解することから。
何事もそうね。
「子供に片付けさせたいので、子供向けの講座をやってほしい」という相談をよく受けますが、「片付けが教えられるお母さんになるよう、まずはお母さんが学んで実践ください」といつもお伝えしているのですが、性のことも同じだなと感じました。
私自身もたくさん学ぶ必要があるな〜と、まずは性の絵本を買って読むことから始めようと思いました。
子供を持つお母さん、お父さん、ぜひぜひ三角先生の性教育講座、聞かれることをお勧めします。目からうろこです。
ご要望があれば企画しますので、興味ある方はいつでもご相談くださいね。