「マルホン胡麻油」ご存知ですよね?スーパーでおなじみの胡麻油、私もよく買ってます。
今回、ご縁あって工場見学に連れて行っていただきました(^o^)/
会社の方と親しい方に連れて行っていただいた関係もあり、輸入されたゴマを選別→焙煎→圧搾→瓶詰め→梱包 の行程を見せていただくことができました。
竹本油脂さんはなんと創業1725年!江戸時代から続く老舗です。
当時から変わらない、一貫した無添加製品づくりに拘りを持たれています。
一般的なスーパーで販売されている植物油のほとんどが化学溶剤を使った製法であるのに対し、竹本油脂さんは圧搾法に徹しています。ごまの成分には半分ほど油が、その他タンパク質、セサミンなどの成分が含まれているそうですが、伝統的な圧搾方法では油が絞りきれず廃棄になってしまう部分があるため、科学技術の力で限りなく絞りきることに工夫されているそうです。
生のごまを絞ったのは太白胡麻油。透明で、胡麻油独特の香りもありませんので、菜種油などと同じ感覚で使うことができ、お菓子作りにも向いています。太香ごま油は、生のごまを焙煎してから圧搾したもの。焙煎の仕方で色と香りの違いをもたらします。(珈琲の中炒りと深煎りのように。)太白胡麻油と、太香胡麻油、さらに深煎りの濃い口の胡麻油とを実際に見せていただき、香りの違いを楽しませていただきました。
ごまは抗酸化作用に優れた食品なので、ごま油は酸化に強く、揚げ物にしてもくせがなくサクサクと仕上がり、胃もたれもしにくいそうで、料亭などの揚げ物にもよく使われているそうです。使用した揚げ油も酸化しにくいので、継ぎ足しで繰り返し使ってOK。太香ごま油の揚げ物は香りがいいし、太白ごま油なら菜種油のようにくせがなく、さらにカラッと揚がるので揚げ物向きだそうです。
近辺のスーパーには竹本油脂さんの商品が揃っていることはありませんが、直営の
ネットショップでは全ての商品を買うことができます。
純正ごまラー油は、唐辛子をじっくり抽出した完全無添加。辛さがあとからじわじわくる、本物の味です。一般的なラー油は原料を安く抑えるために加工した唐辛子エキスを入れるため、最初から辛味を感じるという違いがあるそうです。
ごまの国内生産量は少なくコストも高いので、原料は主にアフリカ数カ国から輸入されてるそうですが、自社の厳しい基準のもと、無農薬栽培された良質のごまを選ばれているそうです。アフリカの大地で女性たちがごまを収穫し、ザルで振るって鞘から取り出したごま粒をそのまま輸入しているそう。なので仕入れたごまには小石や砂、葉っぱや茎などの混入物が多く、それを何度もふるいにかけて行く作業がされていました。
隅々まで掃除が行き届き、整理整頓されたクリーンな工場でした。スタッフの方もとても礼儀正しく親切で、素晴らしい会社だと感じました。
毎日のお料理で気軽に使える価格帯のごま油なので、これからも使っていきたいなと思います。
みなさんもぜひ♡
15名以上で工場見学をさせていただけるそうなので、ご希望の方が集まればみなさんで行くのも楽しそうですね!
ご興味あればぜひぜひ声かけてくださいね〜。