2014年 03月 01日
余りごはんの保存方法〜五平餅〜

以前はごはんを多めに炊いてごはん用のタッパーに入れて冷凍保存し、電子レンジで加熱して食べていた私ですが、電子レンジの問題点を理解してからはレンジを使わない生活になったので、冷凍ごはんを温めるには蒸し器で加熱するか冷凍せずに冷やご飯で食べるしかなく、ならば残すのはやめよう、となってから数年が経ちました。
うちは玄米を購入していて3or5分づきで食べることが多いため、毎食1回に食べる量を精米して炊くことは始めは面倒でできませんでした。
でも、「レンジを使わない生活をする」という想いだけはずっとあったので、だんだん気付いたらできるようになっていました。
決して無理はせず、忙しいときはレンジを使うことがあったし、余裕があれば蒸し器を使ったし、発想を変えてお粥や雑炊にしてみたり・・人は向く方向を変えれば自ずと工夫するものなんですね。
私の家族はごはんをお代わりする人がいないので、1回に食べ切る量だけ炊くようにしたら冷凍する必要もなくなりました。が、お弁当を作るつもりでその分のごはんを炊いても時間がなくて作れなかったときや、子供が突然お泊まりに行ってしまいごはんが余ってしまうことも。
そこで、ごはんの保存方法を変えました。ごはんとして食べるために冷凍するのではなく、五平餅や焼きおにぎりとして食べるように加工してから冷凍すればオーブンで焼けば良いので手軽で電磁波の害もないことに気付いたのです。
炊飯器や土鍋に残ったごはんをすりこぎで粗く潰し、食べやすい大きさに形成してラップに包んで冷凍するだけ。串なしの五平餅。五平餅は母が随分前に作ってくれたおかげで知りました。
安全に残りごはんを食べることが目的なので(もちろん、おいしいのも目的!)使うラップも考える必要がありますね。
粘着力があって使い勝手の良いCMに出てくるラップはポリエチレンで作られたラップフィルムにいろいろな添加物がつけられていますから、食品に触れればそれを食べることになるし、レンジで加熱したら溶け出して食品と化合します。日本の低い低い安全基準では認可が下りている物質の量でしょうが、EU基準からしたら・・・・。
ラップ自体、使わないに越したことはないけですが、そうもいかないので、ポリエチレンだけで作られたラップを使うのがいいと考えています。くっつきが悪いので扱いはよくないですが、食品を包むと言う本来の役割は果たしてくれるのでOK。
私がプラスチックのものが好きではないのは、こういう面があるからです。
昔、プラスチックのコップにお茶を入れて飲んだら、グラスに入れて飲んだ同じお茶よりまずくて飲めなかったことがあったのです。その経験から、「プラスチックは溶け出す」という説は本当だと確信しています。
買うラップが決まっていると店で商品を悩むことがなくサッと買えるので楽チンですよ。

ラップに包んだ五平餅はジッパー付き袋に入れて冷凍。

お餅のようにオーブンやトースターで焼き、甘味噌を付けていただく。甘味噌は5分くらい隙間時間ができた時に赤味噌、みりん(+必要時少量)の砂糖を入れてまぜながら加熱しビンに保存するだけ。
娘が味噌を塗ったのであまり上手じゃないけどご愛嬌。


サンドすれば小さなライスバーガーみたいでかわいい。
昼食や、ごはんやパンを準備し忘れた朝などにとっても重宝してます。